英語を生かせば未経験でも採用されやすい事務仕事は?

英語が話せる日本人は貴重

英語は、世界共通の言語とされ、グローバル化に伴い、日本においても、英語の必要性が強く言われるようになりました。そして、現在では、小学生からの英語教育も必要であるとされています。しかし、日本人にとっては、英語は難しいものという先入観がある人が多く、また、その教育方法にも問題があると専門家も指摘しています。そうした背景から、現在社会人として働いている世代においては、英語に抵抗感のある人も少なくないのではないでしょうか。

こうした日本人の英語の能力の低さは、世界レベルでも深刻なものと言われています。比較的英語に興味があり、英語が話せるという日本人が、TOEFLを受験した平均スコアは、TOEFLの平均である500点となっています。これは、アジア21カ国の中で18位と低く、日本人の英語に対してだけの能力の低さが、ここに現れ出ています。

このように、日本人にとって、英語とは、必要性を感じながらも、そのレベルは改善されておらず、難しい分野だとされている傾向があります。その為、帰国子女、留学経験がある、英会話学校に通っている、英検を持っているといった、英語に関するコメントが履歴書に記載されているだけで、企業の人事は目を引きます。それだけ、英語に触れているという事は、日本においては、貴重な存在という事が言えるのです。